日大三島校内の桜

会長あいさつ

新たな船出に向けて 〜同窓会の1年間を振り返る〜

会長 日置信弘 (第3期生 富士支部)

同窓生の皆様におかれましては、益々ご健勝にお過ごしのこととお慶び申し上げます。母校卒業後、多方面でリーダーとしてご活躍の皆様に敬意を表しますと共に、同窓会活動に対し、ご理解、ご支援を賜っておりますことに感謝申し上げます。この場をお借りし衷心より御礼申し上げます。

昨年は御嶽山の噴火や全国各地の集中豪雨による水害等、天災に脅かされた1年でした。今年こそ穏やかで平穏な年であって欲しいと願っています。

さて、同窓会にあっては当初掲げた『同窓会の自立』が念願でした。その第一歩が同窓会会計の自主管理、自主運用です。その為に私たち同窓会役員一同が一丸となって学校側と話し合ってきました。その結果、日本大学国際関係学部渡邊武一郎学部長、大村正文事務局長のご理解をいただき、実現に向かってその一歩を歩み始めることができました。同時に、私たち役員一同の責任の重大さを痛感しております。同窓会は卒業生が卒業時に納める終身会費及び行事に参加する人たちの会費で運営されています。その会費は、例えば、母校創設50周年の節目には校舎建設の一助となるように1億円を寄付しました。また母校創設50周年記念事業の実施に全面的に協力し、在校生に向けて仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏会、学校祭の桜陵祭では「ウオーターボーイズ」の記念公演、一般市民の方々にも公開し大盛況であった船越英一郎氏(19期生)を招いてのトークショーなどに使われました。さらに毎年、学業、文化、スポーツ等に顕著だった在校生に対して表彰も行っております。このように私たち同窓会は5万3千人の卒業生の皆様からお預かりした貴重な財産をこれからも母校発展のため、さらに同窓会発展のために有意義に活用させていただきます。

同窓会は人と知恵の出会う究極の異業種交流の場です。卒業生が集い、親睦と融和を図り、母校発展に貢献できるよう努めて参りたいと思います。同窓会の充実無くして母校の発展はなく、母校の発展無くして同窓会の発展はない。母校と同窓会は車の両輪、お互いを敬い思いやる心、信頼関係を大切にして大きな『絆』を育んでいきたいと思います。

日本大学三島高等学校同窓会が、今後、益々充実発展していくために大きな一歩を踏み出したところです。私たち役員一同が一丸となって同窓会と母校発展のために尽力していく所存です。同窓会は、時にはするどく社会の動静を伝え、意見を述べるとともに、最強の応援団であるべきと考え、これからも母校に支援できることを模索して参りたいと思います。

母校と同窓会の発展のために皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。